アイドルがアイドルを終えた後に

華原朋美 「禁煙で8キロ増。無職で車も買えない」と悲痛告白【華原朋美

女性自身[光文社] により
http://jisin.jp/news/2547/4347/

この華原朋美の一件、本人の自制に起因する要素も多いだろうが、これもまたアイドルがアイドルを終えた後 生活を送っていくことに困難が付きまとう
ということを示した一例ではないだろうか。アイドルがアイドルとして活躍した後 女優、歌手、放送作家、演出家などへ進むことを願う場合が少なくないが その希望が全て叶うとは言い難い。さらに言えばアイドルがアイドルである期間は非常に短い。現在のような不況時に難しい話かもしれないが アイドルがアイドルでなくなった後 その後の人生を送れるよう支援出来る仕組みが運営の中にあっても良いように思う。

ここで そんなアイドルのその後に希望をもたらす一例としてNHK "Rの法則 地方アイドル特集"で放送されたLinQ運営に注目したい。
福岡県福岡市を拠点にするアイドルグループ LinQはメンバーを数人 運営にを組み込んだ形で活動している。メンバー上原あさみが衣装管理発注、グループのPR雑誌 編集を天野なつ ネットショップの運営を姫崎愛未が担当しているらしい。さらに彼女たちは運営の仕事も担うことで給料を得ているという。(放送後ツイッターにてLinQメンバーや関係者から給料額が違うとTV側の過剰な演出を指摘する声があったが)

アイドルが運営の仕事を手伝うことで消費者のニーズを読む感覚や人脈、活動を終えた後の就職活動やその後の仕事を受けこなすうえで有用なスキルを身につけて その後の人生を幸福に生きていくことができるのではないだろうか。Rの法則を見終わり、TLにあがるLinQメンバーが作る雑誌やWebショップの完成度の高さを聴いて そんな感想を抱いた。さらにもう少しハードルの高いことを書くと運営側が人件費をカット出来た分アイドルの福利厚生を充実させられるかもしれない。

現在の日本経済の冷え込み具合や しきりに騒がれる音楽不況を視野に入れると夢物語に近い話になってしまうがアイドルヲタとしてアイドルブームの多大な恩恵を受けている分 そんなセーフーティーネットとして機能する仕組みの登場を望んでしまう。


Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~(+1/限定盤)

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